往復


今日の店舗は定休日。
来年の本が不足しそうだったので、昼過ぎに出て交換会へ向かった。車中では「坂の上の雲」の続き。単行本第三巻の途中。すでに日露戦争がはじまってしばらく経っている。次のドラマ放送でやるはずの旅順口閉塞作戦の先まで話は進んでいる。内容的にはまだ全体の半分にも至らないが、第二シリーズはここで終わるらしい。確かにここからは延々と細かい戦術についての記述が続いていくし、ドラマとして描ける場面はそれほど多くないのかもしれない。広瀬武夫はこの閉塞作戦に殉じた。
旅順艦隊を港に閉塞させることで陸軍の補給路を確保し、満洲方面と旅順を物理的に分断させる作戦。ところが、陸軍の砲弾の数が圧倒的に足りず、なかなか攻勢に出られない状況が続いていた。
この状況が続くうちにバルチック艦隊が極東まで回航してしまったら、東郷艦隊は勝ち目はない。来る前に旅順艦隊を全滅させておかなければならなかった。
閉塞させたものの、にらみ合うばかりで事態は進まない。旅順にはマカロフが居た。決して要塞砲の射程距離外に旅順艦隊は出てこなかった。均衡を破るべく日本側が水雷を仕掛けたことがきっかけとなりマカロフが出てきた。慌てて出てきたために掃海を怠ったマカロフは退却の際に水雷に触れてしまい、戦艦もろとも轟沈した。
入札を終えて昼飯。食べながらも読み進める。ひさしぶりに長い時間読書が出来てよかった。帰りの電車でも読み続けた。
ウラジオストックへと向かう旅順艦隊と東郷艦隊による黄海海戦の決着がついたあたりで新丸子到着。旅順艦隊を沈没させることはできなかったものの、全く使いものにならない状態にまで追い詰めたのには、日本で開発された下瀬火薬の功績が大きいという。「優秀なる兵器なくして国家の独立なし」というのが、当時の兵器製造所製造科科長:原田宗助の口ぐせだったらしい。その状況は現代でも何ら変わっていない。
荷造り作業の続きなどしているうち、あっという間に夕方。オークション出品作業をする。
6554歩 3.93km 59分 336.5kcal 8.9g
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2010-12-22 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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