二往復


暑いといっても、今年の夏に比べればたいしたことない。
朝から快晴。涼しい風が吹く。
朝飯を食べながら、録画しておいたもらった金城哲夫TVを見た。自分は沖縄人なのか、日本人なのか、という狭間で揺れる想い。その”立場”がウルトラマンを生んだ、という。氏はウルトラマン、ウルトラセブンで脚本家として制作に関わった人。
当初は出現する怪獣を次々なぎ倒していく”正義の味方”ウルトラマンも、宇宙人と地球人の仲を取り持とうとするウルトラセブンシリーズに至り、氏はそのウルトラセブンという存在の矛盾に悩むこととなる。同じ宇宙人でありながら地球人を守るのはなぜか。「ノンマルトの使者」の回では、地球人もまた宇宙からの侵略者で、原住民ノンマルトを海底に追いやった、と描いた。セブンは結局地球人の味方をする。
自分は沖縄人なのか、日本人なのか。この時、沖縄はまだ本土復帰を果たしていなかった。
セブンの最終回。怪我でボロボロになったダンは最後の闘いに出る直前、アンヌ隊員に自分の正体を明かす。僕がウルトラセブンだ、と話すダンに対し、アンヌ隊員は「人間であろうと宇宙人であろうと、ダンはダンにかわりないじゃないの。たとえ、ウルトラセブンでも」と言う。
このセリフには金城氏の想いがストレートに込められていたのだろう。そうか、そういうことだったのか、と思う。
荷造り作業を終えて、今日は迷った末に交換会へ行くことにした。やるべき仕事はもちろんあったが、あまりにも行かない日が長くなりすぎた(^^;。
車中では「パプリカ」を読む。移動中しか読まないので遅読だ。後半は乾清次郎とパプリカこと千葉敦子が夢と現実がごっちゃになった中での対決が描かれる。が、やはりこの物語は前半でみっちりと夢探偵による精神の内側を描くことに面白さがあった、と思う。もちろん、前半の丁寧な描写があったからこそ、後半の”夢対決”が生きるわけで。かなり好きな作品。読了。
入札を終えてエチオピアでカレー。食べ終わったらすぐに店に戻って仕事の続き。
17時に再びクルマで神保町へ。水曜と今日の落札品を回収する。車中では録音しておいたラジオをiPodで聴く(トランスミッター使用)。
夕食を食べてからしばらく仕事。終えてランニングに出た。短め大岡山7kmコース。西空に雲上の月がぽっかりと。
13801歩 8.27km 119分 728.2kcal 29.7g
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2010-09-17 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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