今日も1日店


くもり空。
朝飯を食べながら「歌舞伎部」なるTVを観た。市川右近さんが出てきて歌舞伎で用いる基本的な動きを解説していた。そこで指導を受けている人は学生時代にサッカーをやっていたらしかったが、筋肉の使い方が全く違うのか、動きがピタッと止まらない。見得のところなど、TVで観ているとアタリマエのようにただ受け入れて観てしまっていたが、普通の人がやるとこれがまったく決まらないのだ。さらに衣装と鬘はかなり重いらしいので、立役者は相当な鍛え方をしないと務まらない。そういう方が女形もこなせる、ということに歌舞伎の不思議さがあり、人を惹きつける魅力がある。
荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
昼飯で一段落。今度は文楽のTV。取り上げられる題材が現代ならワイドショーに出てくるような話が多い、とか。文楽は一体の人形を3人で動かす。男の人形は目が動いたり眉が動いたりするが、女の人形にはそれがない。あくまでも人形の動きだけで喜怒哀楽を表わす。「見せる角度です」と人形遣いの方は言う。すげえ。
「義経千本桜」のハイライトシーン。吉野に逃れた義経と静御前。側に仕えていた従者が実は狐だった、という、歌舞伎でも出てくる有名な話。義経を”ギツネ”と読んで狐とかけてある、というのは初耳(^^;。
夕食時、「科学くん」を見る。駿河湾の深海鮫。はえ縄で上がる上がるわ鮫が次々。そのままナスカの地上絵についてまで見て仕事に戻る。なぜかこの番組は家族皆が好きで見ている。
仕事を終えてランニング。丸子橋を渡り切ったところで雨が落ちてくる。すぐにやむでしょと思いながらのんびり走っていたが、大岡山を過ぎても長原まで行っても降っていた。
戻ってから「ぐるりのこと」の後半を見た。生まれたばかりの子供をなくした夫婦。妻は次第にうつになってしまう。法廷画家をしていた夫は妻に寄り添って静かに妻を見守った。
夫役のリリーフランキーさん。男っぽい存在感だった。妻役の木村多江さん。絵を描き始めた時の横顔が輝いて印象的だった。
先日見た「トウキョウソナタ」もそうだったが、それまでの日常が崩れていく様を描くことが主要なテーマになっている。それはやはり、リアル世界において近代が終わったことの反映なんだと思う。
どうしたらいいのか、がこの映画で語られているようには思えなかったが、それもまたリアルの反映だと今は思うしかないのかもな・・・。
まだ雨が降っている。
9507歩 5.70km 75分 514.1kcal 21.6g
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2009-09-15 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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