世界の10大オーケストラ


くもり空。
明日から愛書会展のため、オヤジは神保町の古書会館へ荷物の展示に行く予定。ワタシも交換会へ行くよ、と言うと、「じゃあその間は店閉めておくか」と意外なことを言う。え?オヤジ一人じゃないの・・・?
荷造り作業を終えてから出る。選挙も終わって例の本を読み終えたので、新聞の書評欄で見つけた本「世界の10大オーケストラ」中川右介著を近所の本屋さんで買ってから東横線に乗った。著者はカメラ本で有名な田中長徳さんと組んでカメラジャーナルを発行していた方。写真集もたくさん出していたからてっきりカメラと写真に詳しいのかと思っていた。実はクラシック音楽に精通していらしたようだ・・・。
で、世界10大オーケストラを選ぶにあたっての基準だが。基本的にはいろいろ発行された雑誌の特集やムック本で取り上げられた回数の多いオケが選ばれているようだ。著者独自の判断基準としてカラヤンがそのオケとどう絡んでいるのか、について特に記述している。理由は著者が「最も聴いたオケ」がベルリンフィルだから、ということらしい。カラヤンとベルリンフィルは切っても切れない関係性がある。そのため「この本はカラヤン外伝でもある」と書いている。
第一章はシュターツカペレ・ベルリン。最初から聞いたことない名前だ(^^;。前史がとてつもなく長い。1570年に宮廷楽団(ホーフカペレ)が作られたのが嚆矢。楽団員は10名前後。当時はまだオペラも交響曲もなく、演奏は昼夜の食事時や礼拝時、儀礼や舞踏や饗宴のための音楽だったという。その頃日本は戦国時代。姉川では織田・徳川連合軍が浅井・朝倉の連合軍と対峙していた。
本文がオケの歴史を辿っていくことに主眼が置かれていて、まあこれはレコードのない時代が長い分だけ仕方ないことでもあるが、どうして「世界10大オーケストラ」に数えられるのか、その”音楽的な理由”がわかるようになっていない気がする。国が変わったり、戦争が挟まったり、指揮者が変わったりして政治に翻弄されながらもオケが残っていく様子にダイナミズムを感じるものの、このオケが残した有無を言わさぬ名演の様子などの描写がない(^^;。
入札を終えてから昼飯。食べ終わって駅に向かっていると、オヤジと母親とすれ違った。
店に戻るとシャッターが閉まっている。開店直後、入荷したばかりのアラーキーをごっそりお買い上げいただいたりして。ありがとうございますっ。
15096歩 9.05km 119分 820.4kcal 36.5g
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2009-09-03 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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