1日店


晴れ。
息子は今日から学校なし。娘は風邪が治って元気に学校へ。
朝飯を食べながらロボットに関するTVのシリーズ。全7回のうち6回を見終わった。ロボットというとホンダのアシモを想像する。あれが最前線だと思っていたら、そうではなかった。研究室では次世代ロボットの開発が進められていた。アシモは基本的に人間が事前にプログラムしたとおりにしか動かない。からくり人形の非常に精巧に作られた現代版といえばいいか。
今回紹介されたのは、自ら見て、自ら考えて、自ら判断して行動するロボット、の開発風景。つまり、人間と似た機能を持ったロボットを作ろう、というプロジェクトだった。
どうやってロボットに”判断”までさせるのか。その方法論はほかでもない人間の成長過程が参考にされていた。人間の赤ちゃんが成長する過程をロボットで再現していく研究の積み重ねこそが、人間そっくりのロボット頭脳を作る過程に反映されていた。
人間は基本的に”真似”をすることで身体の機能と脳の判断力を獲得していく。具体的には、目の前に居る母親の顔の表情や動きを見て、自分の表情を獲得し、自分の身体の範囲や機能まで認識するようになる。手本を見て自分も真似ることを繰り返して自分をとりまく環境を認識し、かつ、それに対比するものとして”自分”を獲得していく。番組中でははっきり述べていなかったが、生まれたばかりの赤ちゃんを隔絶された部屋に一人ぼっちにしておいた場合、おそらく”人間”として成長できない、はずである。
経験を繰り返すことで行動を学習し、自ら判断できるようにする。人間が成長するプロセスをロボットの思考としてプログラムしていた。ただこれは、最先端の技術のようでいて、人間誰もが当たり前に身に付けてきたやり方だ。
その技術を組み込んだロボットを実験的に動かす。まさに赤ん坊のようにしか動けない。人間なら成長の過程で一瞬のうちに身に付けてしまうような”機能”を実現させるために、気の遠くなるような長い時間と技術をつぎ込むことに論理矛盾を感じるのはワタシだけだろうか・・・(^^;。
シリーズを通じて出演された博士は、人間により近いロボットを作ることが目標だ、と目を輝かせた。その研究過程で人間の内面の成長を研究することが良い成果になるとは思うが、世界の人口爆発が懸念される将来において、より人間に近いロボットの存在意義とは何だろうか、と思った。
夢がないスか?ワタシ(^^;。
9953歩 5.96km 66分 600.6kcal 28.9g
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2009-03-11 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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