チェ39歳別れの手紙


今日は明治古典会。二往復。
夕食を食べてから川崎まで「チェ39歳別れの手紙」のレイトショーを見に出かけた。21時35分開映。
前作「チェ28歳の革命」では武力闘争に勝利したあとのゲバラも一部描かれた。が、武力闘争の勝利イコール革命成功と言いきってしまうのは単純に過ぎる。どうやって国内で国外でその状態を維持するのか。これもまた大変な仕事だと思う。冒頭でいきなりカストロが演台に立ち、ゲバラの置き手紙を朗読する場面からこの映画は始まる。
ゲバラがキューバから出ることになった理由は、第一作目で一部描かれた国際会議(1965年アジアアフリカ経済セミナー)で演説した内容が直接の原因らしい。大国を名指しで批判したため、ゲバラを首脳陣から外すよう圧力がかかった。
1959年(ゲバラ31歳の時)に日本へ来訪し、各地の工場を視察して工業化された日本を目の当たりにしている。そして広島を訪れて、原爆死没者慰霊碑に献花している。帰国後、農業改革機構工業部長および国立銀行総裁に就任して、農地改革と企業の国有化を進めるなど、実際には国家の運営でも手腕を発揮している(ウィキペディアより)。 しかし、この映画ではそういう政治家としてのゲバラ像は一切描かれなかった(なぜだ!)。
南米・ボリビアに変装して密入国するゲバラ。この映画の主要舞台はここボリビアで展開される。やはり少数部隊によるゲリラ戦。この描写が延々と続く。ところが、キューバのようにうまく状況が動かない。援助を頼んだ組織とうまく連携できず、カストロからの援助も滞る。何より、すでに先の農地革命によって土地を得ていた農業に従事していた人たちから明確な支持を得られなかった。ゲバラは政府軍の掃討作戦によって追い詰められ、ついに捕らえられた。
まるでドキュメンタリー映画のようなタッチで、ある意味淡々と描写されてきた。この映画のラスト、ゲバラが処刑されるシーンはさすが特別な描き方だった。イテぇなぁ。
「革命か死か」という言葉を地で生きた男の熱い話だった。
エンドクレジットは無音のまま約5分間。長かった。終映は24時ちょうど。街角には人が多く、川崎の夜はこれからといった様子。ワタシは終電2本前の南武線に飛び込んだ。
車中、「竜馬がゆく」の続きを読む。勝海舟が登場。野田秀樹さんの顔がアタマに浮かぶ。そういえば竜馬も日本を代表する革命家だったね。
10065歩 6.03km 93分 476.1kcal 12.7g
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2009-02-06 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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