1日店


朝から晴れ。布団干し。店舗定休日。
なんだか喉が痛い(^^;。こりゃ風邪をひいたかしら。うがいとのど飴。これで治ればめっけもんだけど、まあ、しばらくはムリか。ランニングは自粛するべきだろうな。
朝飯を食べながら、借りてきたDVD「お葬式」を見る。伊丹十三監督。昨年末に「正月に見たい」と言いながら結局見ていなかった。
過去に何度かTVで流れたことがあるから初めてではない。今回見返してみると、おおよその流れは覚えていたものの、かなり細かいところまで描写があって、監督の下準備にかけた時間が透けて見えてきた気がした。
お葬式は非日常空間・非日常時間だ。人が亡くなると、ガラッと場面が変わり、空気までが変わる。今までゆるゆると続いていた日常がプツっと途切れて中断する。まるで舞台が場面転換したように変わってしまう、という感覚が監督にはあったのだろう。葬儀の場所を自宅と設定すると、今までほとんど会ったこともない人までが次々と登場し、はけていく。人が集まるところにはそれぞれの人が背負っているドラマも集まるということ。主人公の周りの人を数人を詳細に描くだけでもそれは充分に面白い映画として画面は立ちあがってくる。この映画は伊丹監督が実際に出したお葬式の経験が生かされているという。つまり、主演の山崎努さんの役は伊丹監督が投影されていると考えられる。
御経を上げるお坊さんは笠智衆さん。クルマから降りてくるなり笑ってしまった。伊丹監督でもお坊さんといえば”御前さま”なんだなぁ、と。
ウィキペディアには一部で話題になっていたらしい記述のある愛人とのセックスシーン。これが結構長い(^^;。さすがに監督の実体験ではなくてフィクションだろうけど、性と死は一体とする荒木経惟さんの存在を考えれば、表現として真っ当じゃないかとは思う。尺が長すぎてちょっと邪魔だけど(^^;。ブランコに揺れる奥様の表情がすごい。描きたかったのはこっちなのかも。
焼場の場面では係の人に火加減のことまで聞くこだわりを見せながら、お骨を拾う場面は描かない。何かあるのかしら。煙突から煙。しみじみ。
映画の初めからずっと引っ張ってきた主人公の”挨拶”は、急遽出てきたお母さんの意向によって中止。これまた「マクガフィン」的。
昼飯の時と分けて最後まで見た。2時間があっという間だった。面白かった。
593歩 0.35km 6分 25.8kcal 0.0g
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2009-01-27 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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