亀は意外と速く泳ぐ


月曜日の朝。快晴。
先週の土曜日に娘の授業参観があったため、今日がその代休。朝飯を食べ終わって仕事開始。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。午後からオークション出品作業。
夜。仕事を終えた後、今日はランニングをさぼって借りてきたDVDを見ることにした。上野樹里主演「亀は意外と速く泳ぐ」で、三木聡監督。先日、三木監督の「転々」が面白かったのと、もともと「時効警察」のファンだったもので。
公開は意外に古く、2005年。撮影は2004年らしい。平凡な主婦がふとしたことがきっかけで「スパイ募集」のポスターを発見し、スパイになってしまうことで、普段の平凡な生活がスパイとして平凡に暮らさなきゃいけなくなる、という物語。
いつもの三木組な共演者の皆さんに混じって上野樹里さんが徐々に馴染んでいく様子が見どころ。小ネタ満載で、よくそんなことを思い付くなぁ、と笑いながら感心する。
”平凡な日常”がテーマになっている。が、じゃあ、平凡な日常ってどんな日常なのか。平凡は平凡だよ。じゃあどんな日常なら平凡と言えるのか。三木監督の話の掘り下げ方は独特。「毎日つまんないですよ」という人から話を聞くと、大抵面白い、というような経験を重ねているらしい。いろいろな人の話を聴くだけでもそりゃ面白いだろう。”平凡な日常”を面白いと思えれば、平凡な主婦という生活だって面白くなる。話は同じでも捉え方が違えば全然世界は違って見える。平凡の定義はこうして見事に逆転する。
タイトル中の亀はおそらく平凡な主婦:上野樹里さんのことを指している。自分は亀だと思えばゆっくり泳ぐのが普通と思ってしまうのかもしれない。でも、自分がスパイだ、と思っていれば、たとえ亀だって意外と速く泳げるようになる。少なくとも、速く泳いでいるように”思いこむ”ことができる。世界は常に自分の中にある。
全編ゆるーい感じで小ネタがちりばめられている。ゆるいようで実は意外と密度が濃い。スパイっていう設定はどこか「マクガフィン」的で、結局実態は最後まではっきりしないけど、共演者が豪華だし、ゆるく見えるような演技全開で実力発揮されている。
もし自分がスパイだったら、世界は変わって見えるのだろうか(^^;。でも何のスパイだ?
885歩 0.53km 9分 39.0kcal 0.8g
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2009-01-26 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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