1日店


朝から晴れ。
月曜日。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
昨夜遅くまで見た「嫌われ松子の一生」。実に130分もあったので、見始めたときにはとりあえず今日は半分だけにしようと思っていた。気がついたらエンドロールだった。テンションの高い映画だったので途中で切れなかった。
主演は中谷美紀さん。「嫌われ」なんてタイトルだから、一体どんなイヤな女なんだろう、と思っていたが、23歳の学校の先生だった。別にイヤミなわけでもなく、美人をハナにかけているわけでもない。ちょっとだけ人よりも良く見られたい、という、女性なら誰でも持っている(であろう)気持ちに素直な普通の人だった。
修学旅行中、旅館で窃盗した生徒が居た。その生徒をめぐって彼女の人生の歯車が狂い出す。やったやらない、言った言わないの口論の末、教師をやめることになる。病弱な妹との仲をこじらせて家を出る。そこから波乱の人生が始まった。いろいろな”不幸”が彼女に襲い掛かる。
太宰治を崇拝する文学青年と同棲していたが目の前で先立たれたり、その文学青年のライバルだった男の愛人になったり。いちいち落ち込みながら、立ち直る。また落ち込み、立ち直る。実はものすごいタフな女性だった。
彼女の望みは、人から愛されたい、ということに尽きる。病弱の妹につきっきりだった両親から十分な愛を注がれなかった彼女は愛に飢えていた。嫌われていたというよりも、愛されたかった女性だった。
その気持ちが強すぎてうまくいかない。この映画のサブテーマ「人間の価値って人に何をしてもらったかではなく、何をしてあげたか、だよね」という言葉が重い。
ストーリーは暗い。それをファンタジックな絵作りとミュージカルにしてみせることで吹き飛ばそうとする試みが映画全体にある。言葉にするとかなり実験的だが、実際は意外にすんなり飲み込める。魅せる演出と演技だからだろうか。
監督はあの「下妻物語」の中島哲也氏。なるほどねぇ。最新作の「パコと魔法の絵本」を今更ながら見に行きたくなったが、手遅れか(^^;。
夜はまさかの雨。
1242歩 0.73km 12分 56.6kcal 1.5g
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2008-12-01 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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