1日店


朝から快晴。湿度は昨日より低めか。
荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
先週買った分は少し減ってきた。順調だけど、今週は愛書会展がある。荷造り作業がいつもの倍程度に増えるため、オークション出品作業は少しペースが遅くなる。何日かに分けて仕事に繰り入れるつもり。
先月、寂聴さんのTVで源氏物語をやっていた。影響されて、持っていたコミック「あさきゆめみし」を10年ぶりくらいで再び読み始め、8巻まで来た。率直な感想は、まず単純に源氏の艶福家ぶりに驚いた、となるか(^^;。マンガ化する時点でそうなったのかはわからないが、源氏の視点よりも、女性からの視点で物語は進んでいく。源氏は理想の男子を象徴しているキャラクターとして存在しているため、出会う女子はほとんど源氏の女になる。正妻は紫の上だが、源氏自身は藤壷の女御の姿を紫の上に投影している。他、源氏の女はほとんどが理想の男子”源氏”と関係しながらもいつも満たされない。源氏自身が幼き日の恋、藤壷の女御を忘れられないからだった。
源氏は理想の男子として描かれているが、実際にはどうだろう。違うことを分かっていながら、逢う女性逢う女性に藤壷の女御の姿を求め続けた、一種のマザコンだったと言えないだろうか。付き合わされる女子もカッコイイ男ではあるが自分自身を見てくれているという実感を味わえたのかどうか。
今と当時では価値観も習慣もすべて違うのだろうが、たとえマザコンでも風雅で男前な顔であれば、形式主義として理想の男子になれた、ということなのか。宮中では年中行事を取り仕切きることが最重要な仕事だったから、形式さえ整えることができれば仕事ができる男として重用される世の中だった。
「あさきゆめみし」では、女三の宮が源氏の正妻になったことで、源氏が紫の上ではなく藤壷の女御の姿を重ねていたことに紫の上は気付く。その後すぐに紫の上は体調を崩し、出家させてくれと再三源氏に頼むのだが許しが出ない。源氏が看病のため紫の上につきっきりになっている間、柏木が女三の宮と関係を持つ。こうして亡き先帝と源氏との関係が再現される。・・・なんだか現実にはアリエナイすごい話だ・・・。こんなアクロバットな話が平安時代にあったというのもスゴイ。
8251歩 4.94km 57分 484.5kcal 18.1g
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2008-09-03 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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