二往復


連日酷暑。
今日は女房と娘が近所のプールへ行く、といって朝から出かけた。そのためもあって9時過ぎには仕事を始められた。早起きは三文の得とはこのことか。荷造り作業をすべて終えてまだ余裕があり、オークション出品作業までしばらくこなせた。朝のこの1時間って結構大事だな・・・。
昼過ぎに東横線に乗った。今日も交換会。車中では今日も「坂の上の雲」の続き。いよいよ満洲での最終決戦。奉天会戦が始まる。シベリア鉄道開通によって豊富に兵・弾薬が補充される露西亜軍に対し、日本陸軍には予備兵がなかった。クロパトキンの指示で露西亜騎兵が日本軍の後方まで廻って予備兵の存在を確かめようとしたが果たせず、「所在不明」と報告したというが、実際に存在しなかった。兵も弾薬も露西亜側が数で圧倒していた。
この会戦で優勢のうちに講和という形へ持っていかなければ日本軍は戦力の維持が難しく、結果として負けることになる。大山巌も児玉源太郎も勝てると思って戦争を始めたわけではなかったが、どうにか負けずにここまで来た。でも、ここが限界だった、と司馬遼太郎は書く。
黒溝台の会戦のとき、あと一歩で勝負が決するというところまで持って行きながら「退却」の指示を出したクロパトキンの心理は「グリッペンベルグの手柄にしたくない」という私的な気持ちが働いていたと著者は指摘する。帝政に於いて官僚は失敗しないことを手柄と考える。そして、ライバルの成功を嫉妬する。そういう社会体制だったようだ。
クロパトキンは奉天会戦の作戦会議で、前回退却を命じた日本軍左翼への集中攻撃を提案する。グリッペンベルグのときにうまく行ったからだった。それなら前回退却を命じなければよかっただろうに、と言う感想は外野の意見にすぎない。クロパトキンにとって自分の手柄にならなければそれは作戦成功とは呼べないものだった。
古書会館。昨日落札した品物の支払いと大市売上げの受け取り。責任重大。昼飯を食べてから秋葉まで散歩する。アームレスト付きのマウスパッドを買った。ポータブル型HDで意外と安いモデルを見つける。何かあれば買おう。
いったん店に戻り、清算作業など。終えて再びクルマで神保町へ向かう。概して道はすいていたが、平塚橋など渋滞名所で少し詰まる。それにしても暑いなぁ。
店に戻ってまずは夕食。今日もよく働いた。
15384歩 9.22km 135分 770.7kcal 24.6g
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2008-07-25 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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