1日店


くもり空。
明日から愛書会展。オヤジは早昼を食べて古書会館へ出かけた。明日の準備のため。
午前中荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。
母親と世間話などしながら、オークション出品作業。少しは嵩が減らせただろうか。いやまだまだ本は積み上がっている。でも、明日は仕入れに行かせてもらいます。何週間も籠りっきりではストレスが溜まる一方だ。
夕方になってオヤジが戻ってくる。手には登山道具屋さんの買い物袋。何か買ってきたな?山用品を買うのはオヤジの数少ない趣味の一つだから何も言わないことにする。あ、でも、最近は映画をバンバン見に行ってるから、趣味が少ないとは言い切れないか・・・。「西の魔女が死んだ」も勧めてもらったから見たようなものだし。基本的には「よかったよ」とか「涙が出たなぁ」くらいしか感想は言わないんだけど、ね。
グレン・グールドのTVは2回目。22歳でデビューし、世界中をあっと言わせた彼は、その後も各地で演奏会に呼ばれて演奏を続けた。ところが、その演奏会に出るという音楽のスタイルが彼には苦痛だった。
音楽をなぜ見世物にしなければならないのか。私にとってピアノの演奏は音楽と恋をしているようなもの。それを人前には出したくない、とグールド。
もともと、低い椅子に座って身体をゆすり、鼻歌まじりに演奏する彼独特のスタイルは音楽界から痛烈に批判されていた。32歳になり、彼は一切の演奏会に出ないことを宣言する。
演奏会を聴いたあと聴衆は拍手する。グールドにとってはそれがただの騒音でしかなかった。音楽は(演奏会などで)一時の興奮を求めるものではなく、長い時間をかけて構築していくものだ、と彼は語る。納得できる言葉だ。ただ、聴衆は必ずしも彼ほどに音楽的感覚を持てないかもしれない。彼は誰に向かって音楽を発信していこうと思っていたのか。誰のための音楽を想定したのか。次回が楽しみだ。
今日は久しぶりの夕食会。終わってからオークション落札品のメール書き。
1273歩 0.75km 13分 56.5kcal 1.3g
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2008-07-10 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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