今日も1日店


くもり空。
朝飯を食べながら寂聴さんの源氏物語TV。いよいよ最終回は宇治十帖。源氏の子孫が出てくる。表向きは六条院(源氏)の息子で実は柏木と女三の宮の子である薫と、源氏の孫にあたる匂宮の恋がテーマ。舞台は宇治。
浮舟という女性が登場し、彼女を巡って薫と匂宮は対抗する。引っ込み思案の薫が「この人だ」と思い定めた浮舟。なかなか訪れることができない薫にかわって、当代一の女たらしである匂宮は、いずれ皇太子に推されるような身分でありながら足しげく浮舟のもとへ通う。
誠実な薫と、情熱的な匂宮の間で揺れる浮舟の女ごころ。薫の気持ちに応えたいと思う心とは裏腹に、匂宮の官能に身体が惹かれていた。近現代小説でもしばしば描かれる、”精神と肉体の乖離”が源氏物語においてすでに著わされている、と寂聴さんは語る。
立場に窮した浮舟は思い悩んだ末に入水自殺を図る。が、横川の僧都に助けられる。浮舟は横川の僧都に頼み出家してしまう。横川の僧都のもとにいる女君が浮舟らしい、と聞いた薫は浮舟に宛てて手紙を書いた。もう一度やり直したい、という意味の内容だったが、浮舟はその申し出を断った。薫は浮舟がもう誰かに囲われているのではないだろうか、と思った。
ここで、源氏物語は終わっている。唐突な感はあるものの、寂聴さんは「紫式部が考え抜いた末の結末だったはず」と語る。
女性(浮舟)は二人の男性に翻弄されながらも、最後は自ら自分の生きる道を決めた。そういうことが、最後まで男性(薫)には理解できない。男ってだめねぇ、というニュアンスを含んでるんじゃないかしら、っちゅーことのようだ(^^;。んー、確かに、そういう子供っぽいところは男性の方が強いかもねぇ。なかなか面白いシリーズでした。
荷造り作業を終えてオークション出品作業開始。オヤジの買ってきた文学書が積み上がっており、それを優先的に。本当はワタシの買ってきた本をやりたいんだけど、なんせ人手が・・・(^^;。
昼飯を食べながらグレン・グールドのTV。クラシックピアノのスタイルを変えた、と云われるほどの天才ピアニスト。バッハが・・・(!)。あの眠くなる音楽の代表格が、こんなに軽やかな調子に聞こえるなんて。思い出したのは映画「アマデウス」の中のモーツァルト。バッハのモーツァルト化と言ったら専門家からは笑われるだろうが、そんな感じです。聴けばわかる!すごいぜ。
7963歩 4.77km 56分 467.3kcal 16.2g
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2008-07-09 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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