文豪・夏目漱石展


鼻水が出て目が覚める(^^;。
めっきり涼しくなってきた。女房は昨日からくしゃみ鼻水。気をつけてくださいよー。
天気が悪いので江戸東京博物館で開催中の「文豪・夏目漱石」展を見に行くことにした。今回は漱石山房に保管されていた蔵書や資料群が出陳されているという。
両国までは目黒から山手線で秋葉原乗り換え。意外に早く到着する。改札を出てからまず昼飯を食べた。国技館へ向かう道にお相撲さんの姿あり。行ってみよう、ということになる。本場所ではないが、最強力士決定戦なる興行だった。
で、江戸博へ移動。チケットを買って会場に入ると漱石に似せた人形が座っていて、漱石の声を再現したという音声が流れている。当時はまだレコード技術が普及していなかったから、漱石の肉声は残されていないのだろう。骨格の分析から声色を再現している、と解説。
漱石の生い立ちから小学校の出席簿などの展示から始まり、学生時代に使った教科書や文献・辞書。その落書き(かなりうまい絵)、教師として赴任した松山の様子、正岡子規との交流、鏡子夫人とのなれそめ、ロンドン留学の様子、ロンドンで買った蔵書の展示、吾輩は猫であるの執筆、朝日新聞社への入社、漱石山房での日々、そして晩年から死に至る経緯、デスマスク。
たっぷり1時間ほどかけて見終わった。作品については本を読めばいいことだが、その作品が書かれた背景についてはこういう展覧会を見て初めてわかるようなこともある。日露戦争後の不景気によって高学歴の若者の就職先がなかなか見つからない状況があったり、大企業による疑獄事件が起こったり、と、とにかくこのころの世の中が安定していない。三四郎、それから、心、で描かれた登場人物の立っていた時代がある程度わかった。
会場内は熱心に展示物を覗きこむ人で結構混雑していた。正直漱石が未だにこれほど人気のある作家とは思っていなかった(^^;。皆さんちゃんと読んでいらっしゃるんですね。
そのまま常設展示へ移動。ちょうど中央のステージで講談と落語のイベントあり。復元された日本橋の上から聴く。なかなかの名調子。それからゆっくりと江戸の展示と東京の展示を見ていく。じっくりと見始めればこれまたかなりの密度だ。団体と外人さんが目立った。やはり東京見物のコースなんだね。展示の最終コーナーに東京大空襲のVTRがあって、これはいつ見ても涙が出る。
夕食後、日付が変わっても荷造り作業は終わらず。いつもお買い上げありがとうございます。
4528歩 2.71km 46分 211.5kcal 5.5g
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2007-10-14 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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