1日店で仕事


朝から晴れ。とりあえず息子の布団を干す。
店は定休日。でも、中では仕事をしています。今の体制では店を開けながらワタシの仕事はできない状況。でも、今後それが店を開ける方向へは向かわないところが厳しい(^^;。営業時間・日数の短縮を現在検討中。店を開けていると本が売れないのだ。矛盾してるように聞こえますか? でも、それがウチにとってのリアルです。残念ながら。
先日、ネットで”完全予約制の本屋”が紹介されていた。あれがこれからの古本屋の姿になると思う。棚をいたずらに公開しない形。
ネット上に現在の在庫をすべて展示出来れば、アマゾンのように店は倉庫という形にできる。ネット上を本店としてしまえばいいわけだ。そういう形式なら本屋は家賃の安い場所でもできる商売になる。価格に家賃や店番のバイト代を転嫁しなくてよくなるからお客様のメリットもグンと増すこととなる。
本の売り方は時代時代で変化してきた。ウチは初代が戦後神田の露店から始めた本屋だ。その後祐天寺に店を借りた。そのころ交換会で本は取り合いだったと聞く。たとえば売値300円の本を250円で仕入れるなんてことがアタリマエ。それでも、仕入れたその日に売れていたから必死で買ったという。なんでも売れた、と今でもオヤジはそのころを懐かしむ。
初代は店売りの一点張り。オヤジは各地で開催される古書展に積極的に参加して売上げを作ってきた。そしてワタシの時代。これからの主流は間違いなくネットだ。
方法はどんどん変化してきたが、実は本屋の目的自体は今も昔も全く変わっていない。ある人には不要な本を必要としている人に手渡す仕事。今風に言えばマッチングということになる。実はネットの最も得意とする分野がこのマッチングだといわれている。古書展も目録販売もネットがない時代には最も効率の良いマッチングの方法だったのだと思う。本屋は長い時間を経て、技術の進歩に助けられながらようやく理想の形へ到達しかかっている、とは考えられないだろうか。
ネットなら目録を編集する手間も、印刷して発送するためのおカネもかからない。最少のコストで最大限の効果が狙える環境がネットによってすでに整えられている。そんな風には考えられないだろうか。
とまあ、つらつらとそーゆーことを夢想しながら、今日も本の整理を全力で。
7637歩 4.96km 65分 444.5kcal 13.8g
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2007-06-05 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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