1日店


今日も晴れて寒い。
連日YMOのことばっかり書いてるけど、今日もYMOです(^^;。
本の中で「パブリック・プレッシャー」というワールドツアーを収録したアルバムについて書かれている。実はYMOで最初にオリコン1位を取ったアルバムだ。この中でツアーメンバーだったギターの渡辺香津美さんの音がそっくり削除され、教授があとで演奏したシンセの音に差し替えられている。ところがメンバーは異口同音に「それでよかった」と語っている。
どんなアルバムだったか。気になったので日曜日にポチっとしたら今日届いた。早速BOSEで鳴らしてみた。最近はギター音も収録された「フェイカー・ホリック」(絶版)ばかり聞いていたため、かなり新鮮に聞こえる。
当時、松武さんが制御していたローランドのMC-8にデータロードするには曲と同じ時間がかかっていたという。また、MC-8はCPUが熱くなったり静電気の影響で簡単にデータを飛ばしてしまうという、ある意味”欠陥品”だった(CPUを冷やすファンがまだ付いていなかった)。関係者は毎回ヒヤヒヤしながらライブをこなしていたらしい。もともとスタジオでの使用を前提としていた設計だっただけに、ライブ会場に持ち込んで生で演奏させる、ということなど世界中見渡してYMO以外誰も考えなかったらしい(^^;。
香津美さんのギターはその超絶ぶりが現地で評判になったが、YMOの音楽とはそぐわないものだった、とメンバーの3人は語っている。たとえばジャズにおける肉体を駆使して”いい演奏”をする、という方向性の”いい音楽”をYMOはもともと志向しない。それは肉体的には彼らに絶対に勝てないから。演奏の良し悪しを削ぎ落としたところに残る「音楽としての要素」で勝負、がYMOだった。まるでオシム語録のようだな。
東風。ギターという肉体を感じさせる音が消え、教授が演奏する無機的なシンセがソロパートで延々と鳴り続ける。それはフュージョンではなく、まさしくテクノなのだった。
1639歩 1.06km 16分 89.5kcal 1.4g
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2007-03-20 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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