往復


朝から快晴。
けっこう寒いが、今日から春である。気温はどんどん上がっていく、と予報。
今日は交換会へ行こうかしら、と思い立つ。そうと決まれば急いで仕事。荷造り作業を一通り済ませて電車に乗る。車中では実相寺監督の著書を読む。とうとう今日で読み終わった。
ウルトラシリーズでもQやウルトラマン、セブンのころ、円谷プロは作品の海外進出を考えていたため、和風な演出を禁止していたという。セブンの第8話「狙われた街」で、メトロン星人は川崎のアパートを間借りして潜伏していた。ダンに居場所を突き止められ、卓袱台を挟んで畳に座り両者が向き合うシーンがある。和風の禁をわざとやぶったことになるが、撮影中の現場はその絵がおかしくて大笑いだったんだそうだ(^^;。たまたま放送局側のプロデューサーが交代したので、そのドサクサを狙ったんだとか。葬式のシーンも和風だが、これもわざとなのかもしれない。ちなみにロケに使用されたお寺は当時よりも立派になって今も世田谷にあるらしい。セブン第8話はワタシ的にはシリーズ最高傑作です。
解説で泉麻人氏は「消えゆくつつましき時代の東京風景に対する著者の愛着、哀切な思いがひしひしと伝わってくる」と書かれた。怪獣に何度も破壊された東京。今日も各所でつつましき東京風景は破壊され続けている。
入札を終えて昼飯は讃岐うどん。食べ終わってすぐに電車に乗った。帰りの電車ではまた別の本を読み始める。藤森照信さんの本だ。店に戻って荷造り作業の続き。オークション出品作業。
夕食を食べながらTVを見ていると、敬語の話をしていた。「1000円からお預かりいたします」に代表されるいわゆる接客敬語が変だ、という話から出発していたが、肯定派と否定派の意見があって考えさせられる。否定派は文法がおかしいと主張するのに対して、肯定派の方はこのままでいいとは言わないが、今までにないパターンの人間関係に突き当たったとき、今までの敬語では対応しきれない事情があるんじゃないか、と見ていた。使い方にまだぎくしゃくしたところはあるけれど、いずれ次第にひとつの形にまとまっていくんじゃないか、と希望的観測を述べられる。
たしかに言葉は変わっていくものだ。ワタシが子供のころ「やばい」にいい意味はなかった。今「やばい」はものすごくいいという意味になっているらしい(本当か?)。乱れたと見るのか、変化したと見るのか・・・。でもそれっていったい誰が判断するんだろう。
4982歩 3.23km 45分 282.6kcal 7.4g
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2007-03-01 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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