往復


朝はちょっと雲が多め。
今日は明古がある。愛書会展も初日だ。オヤジは今回当番ということでかなり余裕がない様子だった。
電車に乗る前に本屋で本を買った。「インテリジェンス 武器なき戦争」という書名。よく売れている本のランキングでトップだったから選んだ。著者は日本のラスプ-チンと云われる人と、著名な外交ジャーナリスト。二人の対話という形式で情報戦争について解説されている。
車中で読んだだけなのでまだ話半分だが、「情報」という日本語には二つの意味があり、英語でいえば「インフォメーション」と「インテリジェンス」となるが、この二つの英語はまったく違う意味だという。
この本の中での「インフォメーション」はあくまでも噂に過ぎない状態で飛び交っている話の素材でしかない。それを精査し、裏を取って分析した情報を「インテリジェンス」という。
著者は例を挙げる。ロッキード事件。当時の首相に疑惑が持ち上がる。あるジャーナリストがその事件の詳細を書いた。そのとき、各社マスコミの政治記者はそろって「そんなこと知っていたよ」と言ったそうだ。たまたまそのジャーナリストが書いただけだ、と言いたいらしかった。そこで著者は吼える。「噂を耳にしていることと、それを記事に書いて一面トップで報じることとのあいだには、万里の隔たりがある。」と。噂をいくら集めてもインテリジェンスにはなり得ないということだ。
事件が起こってからの”後解釈”には何の価値もないのだ。
とまあ、そんな調子で国と国が武器を持たずに戦っている情報戦の様子が、たぶん公開していい限界まで書かれている、と思う。実際に起きた事件の裏で各国がどのように動いていたのか、など、興味深い話ばかりだ。
神保町到着。いろいろ支払いを済ませて交換会会場に入る。今日はなんだか妙に盛り上がっているようで、封筒が膨らんでいる口が多かった。こういう日はあまり気張らないほうがいい。1点どうしても欲しい口があったので、今日はそれに賭けた。
昼飯は錦華通りの讃岐うどん。およそ一ヶ月ぶりの釜たまはうまかった。
帰りの車中も本のつづきを読む。店に戻ってからは仕事。出品作業は出来なかったけど、愛書会展開催中はオヤジの仕事も自動的にこっちへ回ってくるのです(^^;。
夕食はおでん。元旦放送のスマスマを見る。西部警察ネタはちょっと懐かしかった。今じゃありえねードラマだ(^^;。
6249歩 5.62km 58分 352.0kcal 8.7g 
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2007-01-12 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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