1日店


快晴。朝はゆっくりと起きた。
ビデオ屋さんで借りてきたのは「男はつらいよ」だけじゃなかった。いよいよ「猿の惑星」を借りてきたのだった。町山さんの映画の本を読むと、紹介されている作品は片っ端から見たくなる。朝飯を食べながら女房と見始めた。
いわゆるSF的な設定がなければこの物語自体成立しないのだが、これは厳密にはSF映画ではないと思う。扱っているテーマが微妙な問題を含むのでコメントしづらいのだが、まあ、ちょっとだけ。
タイラー(チャールトン・ヘストン)の率いる宇宙探検チーム。光速移動したため、相対性理論により実際の時間は700年過ぎているという。その帰りに不時着した惑星。そこでの支配者は猿だった。人間(らしき種族)は居るのだが、言葉はしゃべれず知能も低い。猿に狩られて”動物”実験に使われている。猿の聖典には人間は野蛮だから近づかないほうがいい、と書いてあるらしい。タイラーは他の者と一緒に猿に捕らえられる。そして”知能のある人間”という危険な存在として宗教裁判にかけられる。リベラルな学者夫婦(もちろん猿)はタイラーを弁護し、事の次第を理解する。体制を守りたい支配階級にいる別の猿たちは危険な存在であるタイラーを殺そうとする。タイラーは学者夫婦に案内され、猿たちにとって禁断の地とされる場所へ踏み込んでいく。そこで彼が見たものは朽ちた自由の女神だった。ここは別の惑星ではなく、まぎれもない核戦争後の地球だったのだ。タイラーは馬鹿な人類を罵倒し、絶叫する・・・。
全体的に今のハリウッド映画とは違う淡々とした描き方に思えた。女房は「音楽がなかったね」とまで言った。ちゃんとゴールドスミスが音楽を付けていたけど、それが聞こえてこないような演出に思えたようだ。つまり派手さはなく、演出的な押しがちょっと弱いのではないだろうか。やはり今回も町山さんの文章が映画よりも表現豊かに状況を描写してしまったようだ。とはいえ、この映画が製作された背景を考えると話はヘヴィになってくる。アメリカの60年代。それはこの映画で描かれた猿と人間の関係をまるっきり正反対にしたようなひどい社会状況だった。
・・・ちょっとだけ、と書きながら書きすぎたようだ(^^;。
朝から昼過ぎまでずっと荷造り作業。いつもありがとうございます。荷物は40個を越えた。その後はこの間お客様から買ってきた本をオークションに出品する作業を続ける。
夕食後、年賀状の印刷。そーいえば娘にも頼まれていたな・・・。
1122歩(こりゃヤバい)
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2006-12-04 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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