大神輿渡御


いよいよ当日。外は曇り空。目覚ましの鳴る10分前に目が覚めた。
早速いくつか仕事を片付けてから朝飯を食べ、着替えて出る準備。地下足袋に袢纏。8時少し前に出発すると雨がパラパラと落ち始める。新丸子駅に向かう通勤の皆さんに逆らいつつ、日枝神社へ向かった。
すでに大神輿が社殿の前にドーンと鎮座。本当に沢山の人がお集まりだった。集合時間前に各団体の皆さんがお集まりになったうえで記念写真。それこそ老若関係なく。皆さん最高の笑顔。晴れ舞台。
宮司さんによって一連の儀式があり、いよいよ神輿が立ち上がった。社殿3周してから渡御開始。外に出れば中原警察の警備のほか、我々赤襷隊、丸子分団(消防)、鳶の方々でスムーズな神輿の通行を守る。
「ヨイサ!ヨイサ!」の掛け声と神輿会の方の笛。揺れる神輿。大勢の人。この雰囲気に酔う。肩を入れている方々はこのリズムと負荷によってトランス状態になっているのではなかろうか。
30分から40分間隔で神酒所から神酒所まで。途中何度か大通りを渡る場面があり、そういう時には中原警察が警備に当たる。特に丸子橋前の交差点は難所で、信号機をずっと赤にして神輿が渡り終わるまでクルマを通さないようにしていた。そりゃもう大騒ぎ。
囃子保存会の方々がトラックの荷台の上と、いわゆる籠のような移動式櫓とで軽快な太鼓と笛を絶えず演奏している。行列の先頭には宮司さんと、氏子の方。宮司さんは神輿の進む先をお祓いしながら進む。その後ろには各町会の町会長さんが続く。
八幡町、丸子通一丁目、天神町、丸子通二丁目と進んだ後、丁度お昼ごろに新丸子駅着。駅の改札前で神輿が暴れる。今日の渡御のハイライトだ。
14時まで昼休み。東町会の神酒所で昼飯をご馳走になったあと、いったん店に戻って荷造り作業をする。全て終わらなかったが、出来た分を女房に託す。
駅を発した神輿は小杉駅前をかすめてから親和会(東2、3丁目)、東町会へと進む。赤襷隊のワタシは、神輿の進むコースに障害物がないかチェックして進む。意外と足元の植木が危ない。放置自転車やバイクもヤバイ。駅前の道は意外に狭くて作業に難儀する。
東町会を出発して山王1丁目、山王2丁目と進んで、あとは日枝神社へ無事戻った。神輿の担ぎ手は丸子地区に限らず、いろいろな場所からいらっしゃっている。ワタシなんぞの出る幕はなかった。
境内で何度もグルグルと神輿は回った。夕暮れに投光機の灯り。セミの大合唱と人のざわめき。笛の音と掛け声。それらすべてが”祭り”だった。
260815.jpg

2006-08-15 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

関連記事