ガンダムのこと


今朝は曇り空でかなり涼しい。
朝8時から女房は子どもたちを連れて学校へ。夏休み工作教室があるという。行ってらっしゃい。これ幸いとばかり、昨日借りてきたガンダムの続きを一人で見始める。
子供の頃に見ていたときにはモビルスーツ戦の派手さに隠れて全く見えていなかったガンダムのもう一つのストーリーが見えてきた。ニュータイプとオールドタイプの戦いだった。実戦を繰り返すうちにニュータイプとして覚醒していくのはアムロだけではなく、シャアをはじめ、ジオン側にも出てくる。エルメスに乗るララァ、セイラさんやヤシマさんもそうらしい。彼らニュータイプはオールドタイプの権化たる指揮官クラスのお偉いさんたちに従い前線での戦いを強いられている。ジオンを支配しているザビ家への復讐を誓っているシャアがその想いを遂げる目的が、ちょうど権力によって支配を受けていたニュータイプが実戦を経てオールドタイプを駆逐するという事と一致した。
闘っている間にララァが言う。「あなたはなぜ戦っているの」アムロは答えられない。ジオン対連邦軍という話の軸はこのあたりでぐんと主題から後退する。
シャアはジオングを駆使してガンダムと最後の死闘を繰り広げた。ア・バオア・クー内でモビルスーツを捨てて白兵で戦うシャアとアムロ。そこに同じニュータイプとしてセイラさんが割ってはいる。「あなたたちに戦う理由なんてないはずよ」・・・ストーリーに入り込んでいたワタシは大きく頷いてしまった。彼らにとっての戦う相手はもはやジオンや連邦軍という枠組みを超えていなければならないはずと思ったからだ。
先にソーラレイによって連邦とジオンの指揮官クラスが同時に殲滅されており、ジオンの指揮官は仲間割れ(というか権力闘争による裏切り)とシャアの復讐劇の貫徹によって一人も居なくなる。ストーリーとしては命からがら脱出したホワイトベースの乗組員の下にアムロが戻って終わることとなるが、シャアのその後が描かれない。つまり、途中からもう一つの主題として出てきたニュータイプの話が全く完結せずに終わったことになっている。
うーん、なんだかすごく久しぶりに読んだ本が全く違った印象で迫ってきたような感じだ・・・。一度見たはずなんだけど・・・ね(^^;。3部作で約7時間ほどを2日で見てしまったことになる。
工作教室から子供達が帰ってきたとき、すでに話はニュータイプが主題になっており、息子は付いていけないらしかった。まあそうかもしれないね。20050828214446.jpg

2005-08-28 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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