熱帯植物園


中に入る。別段暑くない。そうか、気温が25度以上あるときには特に温度調節しないのかもしれない。東京も亜熱帯化してるしね(^^;。
普段新宿御苑の温室を見ているので、特段に珍しい植物を見ている、という感じはなかったが、各所に植物の説明が書かれた看板があって工夫が見られた。でかくて立派な「タビビトノキ」が大きく葉を広げていた。
温室を出ると夏休み特別企画として食虫植物の展示があった。ちょうど正午から学芸員の方の解説があるという。聞くことにした。曰く、食虫植物は世界で500種類ほどあって、日本にも約25種類ほどが生息しているのだとか。ただし、モウセンゴケ類がほとんどで高山でしか見られないという。高温に弱く、温度管理が難しいので一般向けではないとの解説。じゃあ一般向けは?ウツボカズラやサラセニアなどの葉を壷に変化させて消化液を貯めるものや、ハエトリソウは暑さにも強いので良いらしい。
面白いと思ったのは、彼ら食虫植物も葉を持っているので生きるために必要な栄養は光合成から得られるのだそうだ。虫を捕らえるのはあくまでもプラスアルファで、虫を捕らなければ生きていけないということはないという。
その割にはかなり完成された補虫装置だった。たとえばハエトリソウ(ギザギザの二枚葉を閉じてしまうもの)は葉に用意した触覚6本のうち2本に触ったときパッと閉まる構造になっている。これはゴミと虫を区別する為らしい。閉まった後もわざと隙間を作っておき、その隙間から逃げられるくらい小さなものは逃がしてしまう。これは葉の運動行為にエネルギーがかかるため、なるべく無駄のない補虫をするためという。開けたり閉めたりは葉1一つあたり3回から4回しか出来ず、エネルギーが切れた葉は黒くなって枯れる。
大きな虫であることが確定すると葉は隙間を埋めて虫を圧死させ、消化液で溶かしだす。だいたい10日で消化し終えて再び葉を広げるという流れ。面白かった。
展示コーナーの端には販売コーナーがあって、ウツボカズラ1000円、ハエトリソウ700円とあった。うーん、感覚としては安い気がするね(^^;。
「おなかすいた」という子供達。喫茶コーナーで食事を摂ることにした。ワタシはナシゴレン、女房はチーズのリゾット、息子はカレー、娘はミートソース。ワタシは追加で生ビール。泡が細かくてクリーミィ。うーん、ウマイねぇ(^^)。窓からは植物園の様子が見えた。
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2005-08-24 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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