夏至LOHAS


ラジオは朝からLOHASと繰り返している。今日の日の入りは19時とか。
地球環境問題。この言葉自体は随分前から言われていた気がするけど、どこか実感を伴わなかった気がする。
戦前、日本は高リサイクル社会だった。石油は血の一滴と云われ、その石油を止める、と言われたことが戦争のきっかけにもなったほどだ。あの時石油を止められたら日本人は半年と生きられなかった。
何事も無駄には出来ない。資源が出ない日本は高リサイクル社会にならざるを得なかったのかもしれない。戦後は高度経済成長に象徴されるような高エネルギー消費国となり、遠くからエネルギーを輸入するようになり、最近では食料までも飛行機を使って遠くから取り寄せるようになった。エネルギーも食料もモノであるかぎり、運搬にはコストとともにエネルギー消費が伴う。カネという概念は文明の象徴ではあるが、エネルギーや食料というのはある意味”実物”で、カネを持っている国だから買う権利がある、という構造に頼らざるをえない状況は、仕方の無いこととはいえ根本的な脆さを伴う気がする。ある日突然「カネに価値などない」と言われて売ってもらえなくなったらどうするんだろう。砂漠のど真ん中に放り出されたとして、たとえ100万円持っていても、すぐに水が欲しいときその100万円は何の役にも立たない。
ワタシが子供の頃は近所に工場がたくさんあり、川崎は京浜工業地帯の中心地として埋め立てられた海岸には大規模工場がズラリと並んで朝から晩まで火を噴いたり煙を噴き上げていた。極最近になって工場の海外移転が進んで泡だらけの汚かった多摩川も浄化されてきた。ただ、それは工業化の汚い部分を隣国に移しただけで、地球規模で考えれば状況は悪い方向へ進んでいることに変わりはない。
ここ数年夏が暑くなり、冬が寒くなくなった。自然と地球環境を考える流れが出てきたように思う。クール・ビズなんてもっと早くやっていればよかったのにと思う。食事も何か買って食べると包装が必要になる。一番いいのはやはり基本に立ち返ったウチご飯を家族みんなで食べること。
ラジオからはカエラ姫。今日は世田谷ものづくり学校からの生中継。電気を使わないキャンドルな雰囲気でLOHASを訴える。無駄を生まない生活。うーん、考えると大変だ、とも思う。基本的にはゴミを少なくするような生活を心がければいいのかな。
古本屋を単純にリサイクルの観点から見るのは基本的に難しいとは思うけど、読んだ本をただ捨ててしまうしかない社会はLOHASじゃないよなぁ。この仕事が環境問題に少しでも繋がっているんじゃないか、と思えるんだから、思い切って環境系職業と名乗ってしまおうか(^^;。
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2005-06-21 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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