1日店 1日雨


朝から雨。
例によって廃棄物回収業者の回収作業が遅れている(^^;。雨が降るといつもそうだ。事業ゴミは4月から市が回収をしなくなった。契約した回収業者が引き取ることになっているのだが、雨が降ると回収を渋る傾向が顕著に見られる。
10時半ころにオヤジが店に来た。早速発送待ち荷物と一緒に受注した本のデータを紙に打ち出して渡す。オヤジも事業ゴミがそのままになっていることを気にしていた。この間カラスにゴミをひっくり返された責任を少し感じているらしかった。すぐにすごい剣幕で業者に電話を入れている。いや、正確には叱り付けていた(^^;。小さいころはねぇ、この剣幕が子供心に恐ろしかったですよ(^^;。
オヤジも歳をとってきて自分でもハッキリとわかるミスをたびたびするようになり、ワタシに対してはほとんど怒るようなことはなくなった。ワタシが叱らなくてもいいくらいに成長したからなのか。それとも叱る資格にかけると思うようになったのか。30年の歳の差。今や親子で同じ仕事をしている家庭なんて日本中でかなり少なくなってしまったんじゃないかしらん。ゴミはしばらくしてやっと回収に来た。市がキチンと回収してくれていたころが懐かしい。
基本的に大手企業はモノを作って売ることに事業としての主体がある。たとえば”各家庭に1台”を目標に売ってきたTVの販売が頭打ちになると、企業は広告を打って各部屋に1台置かせるように仕向ける。そうすれば4人家族なら4つTVが売れる。その際、TV番組もその広告の一環として製作される。CMだけではなく番組の内容にもTVが売れるような内容をしのばせるのだ。若者だけが登場するトレンディードラマが製作される。こんないい部屋に一人暮らし?それがあたかも当たり前のように描かれる。あこがれる。一人暮らしをはじめたい。社会人になったら都会で一人暮らしをするのがカッコイイという錯覚。一人が暮らせるだけの家庭用品一式が売れることになる。
かつて「東京ラブストーリー」が放送されたころってそんな風潮がなかったか。今回の月9を見ると出演者も同じなら脚本家も同じで、内容もなんとなくあのころのままのような筋立てに見える。筋にリアリティがない。1度見たら2度見る気にならない。
話が逸れたが、好景気になっても大企業がその恩恵を吸い上げてしまうことで、親子でできていた仕事(たとえば個人商店)は立ち行かなくなり、家族はそれぞれが別の職場で働くことにならないか。ウチのような親子で仕事ができるパターンはいずれ徐々に消えていくのではないか。
まあ、何が望ましい方向性なのかはわからないけれど、ね(^^;。
世の中が変わり続けているのはわかる。ずっと同じではいられないことも仕方ない。でも、その中でこれだけは残しておいたほうがいい、というものまで変えてしまってはいないか。親子で同じ仕事をするのが本当にダサいのか。一人暮らしが本当にカッコイイのか。ゴミも郵便も民間でいいのか。ある一定方向へワーッと流されていく風潮がワタシには恐ろしい。価値観の多様性こそが豊かさだ、と思いたい。
ワタシはワタシの信じたやり方で。20050208173249.jpg

2004-10-26 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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