東京古典会大市会二日目


朝は今日も10時に古書会館集合。8階で点呼。

10時半より3階会場で開札開始。ワタシは今日も札改めにあたる。
昨日とほぼ同じ日程が消化され、最終開札は17時半。ご入札にいらっしゃった方々はヌキをお受け取りになるまで会場にいらっしゃる。その間に古典会経営員主任さんの指示で地下会場の片付け作業をしばし。3階と4階では荷撒き作業も終わって、品物の付け合せが行われているはず。昨日の荷物はすでに各フロアで合体済みらしい。たっぷりの作業人員で余裕の市会運営。ありがたい。

あくまでも感想ながら・・・。出品されている品物の最低価格は10万円となっている。つまり、封筒が付いて我々の前に流れてくる品物はすべて少なくとも10万円以上と評価されている本である。二日目の作業も後半に差し掛かると、すごい金額で取引される発声に感覚が麻痺したのか、10万円という最低価格で取引された品物がとても安い品物と錯覚してしまいそうになる。ここが落とし穴だ。
普段の生活では10万円というと一財産という感覚がある。大げさかもしれないが、1ヶ月働いていただく給料を考えたとき、10万円は決してハシタ金にはなりえない。

10万円の品物がとても安く思えるのはこの市会にいる間だけ通用する”錯覚”に過ぎない。

市会が終わって古書会館を1歩外に出れば、不況が板に付いた平成ニッポンの寒風吹きすさぶ浮世だ。ワタシのような庶民は”一時の夢を見せてもらったのだ”と覚醒し、金銭感覚を元に戻す必要がある。高い本を取引されている方々はワタシとはまったく違うご商売をされている。そのお仕事内容をぜんぜんイメージ出来ない以上、また、一時に数千万円仕入れすることに対して”人生を賭ける”ような想いをしなければならない感覚がある以上、扱うことなど夢にも思ってはならない、と。まあ、ワタシのような小心者はこれくらい思っていて丁度いい(^^;。

解散は19時過ぎ。打ち上げ会場に案内していただいた。すずらん通りに新しくできた居酒屋。23時過ぎに2次会へ。白山通り沿いの飲み屋。その店を出たのは25時過ぎ。方向が一緒なのでタクシーにRTくんと一緒に乗り込む。帰ったのは26時過ぎ。それからPCを開けたところ、ご注文の山が出迎えてくれた。いつもありがとうございます。
逆にとても仕事をする気にならなくなってしまった(^^;。

倒れこむようにして就寝は26時半。

2003-11-18 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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