愛書会二日目


朝は8時起き。

荷造り作業の続きをしてから朝飯もそこそこに出掛ける。
まずは南部入札会。五反田まで目黒線、大井町線、池上線と乗りつぐ。普段東横線の特急に乗り慣れると住宅地の真ん中を時速50kmそこそこで走るこれら3線ののんびりした感じが際立つ。もちろん、どちらがあるべき姿と思うかは人それぞれだけど、今日のワタシのように急いでいる人には辛いかな。

南部会館の2階で入札しているとRTくんと会う。入札後、そのまま地下鉄の車内で神保町までいろいろと話し、ちょうどお昼だったので一緒に昼飯を食べた。

古書会館地下へ。計算係をしていたオヤジと交代。オヤジはそのまま店に戻った。まるで人質(?)。
昨日同様、レジ前に座ってお金の出し入れを管理する仕事。15時過ぎからは札計算をし、17時を過ぎるまでその場を離れられず。
閉場時間になったので片付け作業開始。今回は均一本を少し押さえ目にし、作業場に積み上がっていた過去の愛書会展用の在庫本を多めに出したのだけど、結果はあまり芳しからず。文学書をこうして棚に開陳してもなかなか買い手が見つからない状況が続いている。
店の棚に出しても店に来てくれた人しか見ることは出来ない。愛書会の場に出しても来てくれた人しか見ることが出来ない。目録に取っても目録を見てくれたひとしか見ることは出来ない。
状況は常に動いている。ネットの発達とともに従来とは別の方法で目的の本を探そうとされるお客様が増えている気がする。我々は今までの方法ではごく限られた人にしか情報を伝達できていない事実を受け止める必要があるのではないか。

ADSLの普及が一周りし、インターネットがまるでTVのスイッチをひねるのと同じような感覚になっているはずの5年後。すでに光ネットの接続料金値下げ合戦が繰り広げられて、現在のADSL並みかそれ以下になっているであろう今後の5年間で、ネット日常化の流れは決定的になるのではないか、と思う。

店に戻り、やはり仕事で26時まで。

2003-11-09 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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