金曜、明古。


朝、目が覚めると8時前。息子がワタシの布団を跨いだ時にぶつかったか(^^;。
丁度いいや。と起き上がる。今日は明古だ。少し気合を入れる。

少し早めに起きたおかげで今日は店を30分早く出ることが出来た。早起きは三文の得?12時過ぎには新丸子駅のホームに居た。電車の中ではやはり森山大道氏「犬の記憶」を読む。アサヒカメラに連載されたと言う幻想的な本編よりも、その後に附された自伝的写真論の方が”わかりやすい(^^;”ので楽しめる。写真家を志す以前の森山氏の行動や興味の範囲。写真家岩宮武二氏に弟子入りする様子や、東京へ出て細江英公氏の元で助手を務めることになった経緯。独立してカメラ毎日の編集長・山岸章二氏に見出される過程が克明に描写される。その後に中平卓馬氏と出会い、寺山修司氏に認められ、同人誌プロヴォークに加わって活動する様子が活写された。暇さえあれば本を読んでいたという森山氏の文章は、写真家とは思えないほど雄弁に情景を描き出す。
読めば読むほど、氏の写真は氏の中にある情景を紙に転写する行為なのだな、と感じた。

さて、神保町。今週は神田古書まつりが開催中。靖国通りは人だかり。本屋さんの前のワゴンには幾重にも人の波が押し寄せる。すごいなぁ。きっと全国の愛書家が集まる一週間なんだろうな。ワタシが神保町の書店員をしていた時も、この一週間は売り上げが良かった覚えがある。

さて、明古。欲しい本が出ている。でもあの本はこの間の大市で買ったからなぁ・・。などと思いながらもつい精一杯入札してしまう(^^;。一通り入札して昼飯。久しぶり(^^;に並玉。紅しょうがを肉の上に直接載せてしまうと、ただでさえ生卵で冷やされている肉がさらに冷たくなる。卵をかけて空いた器に紅しょうがを盛り、つまんで食べることにした(^^;。ドーデモイイコトカ・・。
食べていると女の子3人組みが入ってきたり、ワタシの目の前に女の子が一人で食べに来たり・・・。牛丼屋のイメージも変わったのかな?

開札が終わるまでローライ35を片手に古本まつりで賑わう神保町を歩く。潜在需要というか、いざとなれば本のことを求めたいと思っている人がこんなに大勢いるんだ、とわかって気分が前向きになる(^^)。

市場に戻る。欲しかったカメラの本と岡本太郎さんの画集(署名入!)が落札できた。川崎に店がある以上、岡本太郎さんははずせない。

両手に本で帰宅。

2003-10-31 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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