1日店


天気が悪い。

暑いんだか寒いんだか。夜中に鼻水で起きたり、布団が厚すぎたか暑くて寝返りして起きたり・・・(^^;。

熟睡できなかったのか、起きてからいつまでも眠い。単純に疲れているってことかしら?今日はこれから1日雨の予報。仕事も溜まっていて店を開けるべきか迷ったけど、開けることにした。かろうじて年中無休は守っています。
女房に店番と本のデータ入力をお願いし、ワタシは荷造り作業。早く出さないと何しろ今日は雨の予報やし。

昼飯は近所のパン屋さんのパン。午後も少し荷造り作業有。17時までには全て出し切った。お買い上げありがとうございます。

ウチが取ってる新聞の夕刊に先日から新連載の小説は、なんと漱石の「坊ちゃん」。最初はなんだ?と思ったけど、はっきり言って現代作家の小説よりもずっと面白い。もともと漱石が好きで、文庫になっているものは全部読んでいるのだけど、そのときも思ったのはこれが明治時代に書かれた小説とはとても思えない、ということ。いや、そういう言い方はそぐわないか。良いものは良いものとしていつの時代も再評価されるのだから。
何が良くて何が悪い、とか、何が好きで何がキライ、には個人差があるから断定はできないし、するつもりもないけれど、漱石の書く文章は濃いと思う。一行たりとも無駄な文言がないにもかかわらず、蛇足・過剰な箇所もない。そのくせストーリーは読む人を退屈させないし、ハッとするような意外性もある。人物描写もまるでその人が実際に生きているかのような生々しさで迫ってくる。新聞連載の小説なんて読んだことがなかったが、「坊ちゃん」は何度も読んでいるのに楽しみになっている。
連載を開始した理由を新聞は「今年の教科書から日本を代表する漱石の小説が消えてしまったため」と説明するが、もっと端的に「面白い小説を選んでいたら見つけました」くらい言ってもかまわないのではないか。

「文豪」とか「古典」なんて祭り上げるから読む人は敬遠する。単純に「今の小説よりも十分面白いんだ」という事実を知る機会が奪われている。
いつも思うのだけど、この「坊ちゃん」だって中学生にはわからないだろう。たしかに教科書に載っていた覚えがあるが、当時は読んでも大して心に響くことはなかった。関心がなければ何をやっても無駄になるのかも知らん。

ワタシが漱石を貪り読んだのは社会人になってから(^^;。

2003-10-15 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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