ゆっくりと日曜日


世間は三連休の中日。久しぶりにゆっくりと出来る。

昼飯に女房が作ってくれたインスタントラーメンを食べた後、森山大道氏の写真展を見に会場まで歩いていくことにした。
西明寺から小杉十字路までの道は以前商店街として栄えていたが、ここ10年でほぼ壊滅。数軒残っている商店の内、昔ながらのパン屋さんがあり、ワタシ(と女房)のお気に入りのお店だった。せっかくだから焼きそばパンとクリームパンを買い、隣のコンビニでペット茶を仕入れてミュージアムへ向かう。

写真展を堪能した余韻に浸りながら会場を出る。お客さんはいっぱいいたなぁ。若い人たちはもちろん、80歳少し手前ではないか?と思われる方もご夫妻でいらしていた。森山氏の写真は万人受けするような性質ではないと個人的に思っていたけど、時代は変わったのだろうか・・・?肩からカメラを提げた人もちらほら。ヘキサーを持った人、一眼レフの人。ワタシはビッグミニと行きたかったけど、撮影途中のフィルムが入っていたローライ35をベルトに着けて持参した。森山氏は現在リコーのGR1を愛用されているらしい。展覧会場で流されているVTRではGR21で新宿を撮影されていた。

ずっとジャグリングの練習をし続けている人を眺めながらおやつとして焼きそばパンを食べ、ペット茶を飲み干した。ワタシが小さい頃甘露書房初代はパンが好きで、近所にあった手づくりパン屋さんで買って来たグリーンピース・チーズパンを昼飯代わりによく食べていた。お客に厳しい初代もワタシには優しく、わざと余らせたパンを食べさせてくれた。そのとき食べたパンと似た味がした。手づくりパンというとマーガリンを使ったこういうコッペパン的な味が普通だったはずだが、最近ではバターや生クリームを奢った豪華な味が残念ながら”手づくりパン”の主流だ。このお店の主は物腰の柔らかい白髪のパン職人さん。後継者が出ない限り、懐かしい味は商店街とともにいずれ消える運命にある。街を歩きながらいろいろなことが頭に浮かんでは消えた。

17時過ぎに夕食を食べに近所の焼肉屋さんへ。息子はそろそろ食べ盛りの年齢に差し掛かってきたから、肉はとてもおいしく感じるらしい。娘は肉の味にまだ違和感があるらしく、ソーセージを食べるので精一杯。ビールとカルビをおかわりしてビビンバを頼む。お腹いっぱい。

夕食後は仕事と日記書き。

2003-10-12 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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