今日も1日店


今日から市場は通常のスケジュールに戻った。

それでも1日店で仕事、だ(^^;。

行きたいのは山々なんだけど、その前に店に積み上がった未整理本をやっつけなければならないからねぇ・・・。
すべて売れるはずだ、と思って買っている。もともと新品として一度は定価で売れた本たちだ。時事モノではない限り本の需要はなくならない。売れないのは値段が高すぎるか、求めているお客様に情報が届いていないだけ。本に問題があるわけではない。

本の魅力を伝える努力。これが結構な労力を要する(^^;。今どの業界も店がキツイらしい。隣についこの間オープンしたお店は3ヶ月と持たずに閉店してしまった。近所の大型ドラッグストアは”大型”であることがむしろ災いしたらしく、以前よりずっと狭い場所へ引越した。駅前に新しく出来上がったビルは1階のテナントが埋まらない。
物販では売り場面積当たりの上がりを確保するのが非常に難しくなってきている。この夏は冷夏が加わってしまい、飲食関係も大変らしいし。

代わりに映画館がお客を動員していると報道。まあ「踊る」のようなヒット作が出たのが大きいんだろうけど、それでもちょっと意外な感じがする。
以前はポンポン出たCDのミリオンセラーも出なくなったのにコンサートは盛況というし、”モノより思い出”に消費の方向が向かっているのかもしれない。
そうだなぁ。”使いたくても使い道がない”というのが実際ではないか、とも思う。”新しい”=良い という価値観が崩れてきていて、というよりも、新しいものは”良くて当然”と辛い評価で見られている。これからどう評価されるか定まっていない新しいものよりも、ある程度評価の定まった良いものを”じっくりと”選ぶ人が増えたような気がする。
最新のものよりもクラシックな佇まいのする家具やオーディオに目が行く若い人が増えているらしい。重要なのは、それが単なる懐古趣味ではなく、あれこれと比べてみて自分に合うものは”コレ”と積極的に選んでいること。”古い”=ダメ という価値観も崩れている。

日本では時間は積み上がる。努力が生み出してきたさまざまな価値観も積み上がる。その上に乗っかって我々は高いところから過去に生み出された”成果”を通覧できる場所にいる。
沢山ある”成果”の中から自分の好きなものや自分に合った知識を採り入れられる現代。

これを幸せと言わずして何と言うのだろうか。

2003-08-18 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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