木村伊兵衛写真展


先日、八重洲地下街にある古書店さんから、木村伊兵衛写真展の割引券を頂いた。

それでこの写真展が開催されることを知り、是非行くことにした。会場は東京駅大丸ミュージアムである。本当は月曜日に市場で入札した後ゆっくり一人で見に行くつもりだったが、急遽仕入れ仕事が入ってしまい、仕方なく女房子供たちを同伴での見学である(^^;。

目黒線で目黒駅乗り換え、JR東京駅。「八重洲口に下りるなんて初めて」と女房。大丸の入り口は駅と直結していた。割引券で400円ほど助かり、中に入ると木村伊兵衛ワールドが広がっていた。ううん、いいねぇ(^^)。

木村伊兵衛氏といえば誰もが知るライカの名手である。M3の使い手というイメージが強いが、それは氏が50mmレンズを多用していたからかもしれない。歴代のM型ライカで最もファインダー倍率が高く、クリアな像面を演出するのが他でもないライカM3なのだった。それでも氏はM3に固執したわけではなく、その時その時にライツが発売していた最新型のライカを使用していたようだ。かの”大ライカ”M5を手にして撮影に没頭する氏をとらえたスナップを見たことがある。

戦前の沖縄の風景や風俗をとらえた写真。今は存在しない国、満洲の風景も氏によって撮影されていた。戦後は焼け野原から復興していく姿を中心に展示があった。どれもライカ判から引き伸ばされたとは思えないようなファインプリントに「Ihei Kim」と筆記体でサインが入っている。ううむ、と唸ってしまった。そう、氏のオリジナルプリントは、ほとんどというか、全く市場には出回らないことでも有名なのだ。

美術館で芸術を鑑賞するなんて、子供たちにはやはり重荷で、息子はだらっとして興味なさそうな表情で写真もろくに見ていない。娘も写真ならどれも同じじゃないか、と言わんばかりに、展示の半分を過ぎたあたりで「はやくでようよ」コールが始まった(^^;。展示の最後の「秋田」シリーズは足早に見なければならなかった。泣く子と地頭には勝てぬということ(^^;。

食事は8階の食堂街にある中華。女房と娘が二人で今流行りのスープチャーハン。息子はお得意のチャーハン。ワタシは牛肉細切り炒めの載った汁そばに小籠包付きのセット。あとデザートとして息子のたっての希望で胡麻団子を付ける。

休みの日ならではの昼ビール(^^)。出された食事は残さないのがウチのシキタリ。

2002-07-28 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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