城ヶ島その3


海風で一見ぼろぼろに錆びて見える石橋の橋脚部分。知ってか知らずか、キャッキャはしゃぎながらスキップして先を歩く娘。なんかハラハラ(^^;。崩れ落ちやしないだろうな。

あ。ここが京急ホテルか。と辿り着いてビックリ。眼前にはなんだか日本らしくない風景が広がっていた。見渡す限りの岩場。その向こう側に白く波立つ太平洋。ぽっかり浮かんだように見える富士。海から富士は日本的だが、岩場は荒涼とした砂漠を連想させた。まだ食べていなかったパンを食べ終えるのももどかしそうに、子供たちはその岩場へ一直線。そういえば鼻はどうだ?息子に聞くと「全然大丈夫だよ」と答えた。やはりね。これだけ海からの風が強いのに花粉が飛んでくるはずも無い。

日本っぽくない風景に見えた岩場は、高いところに登って見渡してみるとまた印象を変えた。まるで地球以外の場所のような気持ちになったのだ。なんだろうね、この印象は。地層が地殻の変動か何かで斜めに突き出し、それが波に洗われて弱い層がボロボロと崩れて特異な形を作り出している。石灰質の多い白い層。鉄分の多い黒い層。四角く割れる(方解石)もろい石の層。などがニョキニョキと海から突き出している光景はちょっと地球離れしている。

ワタシにとって印象的な風景でも、子供たちにとってはジャングルジムのようなもの(^^;。さっきからパシャパシャとシャッターを切っているワタシそっちのけで岩場を走り回っている。磯の波打ち際にいる磯巾着に指を吸わせたり、打ち上げられたハリセンボンを発見したり。花粉もないし、のびのびしてるね。

「お腹すいたー」ありゃ、さっき食べなかったっけ(^^;?ちょっと遊び疲れると口癖のように出すよね。時計を見ると11時半。じゃあ食べておきますか。岩場そばにある相模亭というお店に入る。まだ誰も居ない店内。座敷の海が見える席に座る。ワタシはマグロとぼたんえびの刺身が載ったおすすめ定食1700円。女房はマグロ定食1500円。息子はえびピラフ700円。うーむ、かなりまともな料理が出て来た。何と言ってもマグロがうまい!さすが三崎だね。中トロが口の中でとろけた。

食事が終り、灯台に登ったところで娘が「おしっこぉ」と騒ぎ出す。大変だ。麓の公衆便所へ走る。さっき食べた店で済ましてくればよかったのにね。タイミングが悪い(^^;。

便所から彼らが帰ってくるまで一人たたずむ。

2002-03-10 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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