大市出品


朝から竹橋へ向かう。

今日から古書会館は中央市会大市会体制となっている。FAXで改めて出品に際しての説明文が送られてきていたので、出品明細書を添付する方は飛躍的に増加したのではないか。

地下駐車場へ降りるとテーブルが数台並べられ、荷受体制が整えられていた。全古書連大市の前哨戦。きっと今日は2、3階では業者が入って展示場に整える作業中なのだろう。
この場で明細書をもとにチェック表を使って荷受し、それぞれにエフを付けて2階行きの荷物と3階行きの荷物を大まかに分類した上でカーゴに積んでおく。カーゴが大量に用意されていた。2階3階の作業が終わり次第それをエレベーターで上げて撒いていく、というのが大きな流れ、のはず。この間にもS運送さんのトラックが各支部へ集荷に回っている、はず。大変ですねぇ(^^;。

行き帰りの道中はTVでオリンピックを見る。女子スピードスケートで日本新記録が出たものの7位だという。うーむ、世界の壁は厚い(^^;。スキーのジャンプも前回の金メダルラッシュがウソのような成績らしい。なんだか日本人が優勝すると決まってルールが改定されるなんてコトも聞くだけに、そのあおりを喰った形か。

店に戻る前に実家の部屋へ荷物を上げる作業をする。弟が昨年結婚して家を出たので、兄弟で使っていた子供部屋が現在は空いている。すかさずそこが倉庫になってしまうところが古本屋なんだよねぇ(^^;。

たまにこの部屋に入ると一気に時間がスリップする。結婚する時だから、かれこれ9年前にワタシはこの部屋から卒業したのだ。卒業と言えば大学で書いた卒業論文が目に入った。読んでみる。原稿用紙に書かれた「在地領主制に関する一考察」と題された拙い文章があった。読み進めてみると、言いたいことはわかるけど文章がとても生硬で伝わりづらい。当時はワープロなんてなかった。頭に思い浮かんだことをノートのきれっぱしに書き留めるのに必死だったな、なんて思い出す。あの時は学術書ばかりいろんな本を読んだ。わかっていることの100%で文章を書こうと思うと必ず失敗する。200%押さえた上で100%に希釈するように書けば、どうにかわかりやすい文章になる。

日本中世史研究なんてわかりもしない世界なのによくここまでまとめたもんだ。隣にあった卒業証書。成績表の「卒業論文」の項には「A」とあった(^^;。まあ、どうにかやれやれだ。

2002-02-14 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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