古物営業許可


「そろそろお前も取っておいたらどうだ?」とオヤジ。

古物営業許可証の事である。取れってんなら取るよ。とばかり、地元警察署へ出向いた。普段は1階の交通課で免許の書き換えに来るくらいしか用事がない場所だが、今日は3階の生活安全課へ向かう。エレベーターもなさそうな薄暗い建物。よく使いこんでますねぇ。階段は他になさそうなのに廊下には人気がない。階段の奥の突き当たりを右に曲がると生活安全課があった。

中に入るといきなり机があって、俳優の矢崎滋にちょっと似た担当と思われる人が対応してくれた。
あのう、ウチの父親が古本屋をやっておりまして、ワタシもそろそろ後を継ぎたいと思ってますから、古物の許可を戴きに参ったのですが・・・。すると、矢崎さん(仮名)から「ええと、新たに一軒お店を構えるのですか?」と聞かれた。いいえ、オヤジの後を継ぐんで今のうちに取っておこうかと・・・。「売り上げを別にするんですか?」いえ、そういうことはありません。「でしたらあなたが取る必要は今のところありませんよ。」え?そうなんですか?(^^;。なんだかオヤジの言っていたニュアンスと随分様子が違う。
「ええと、どこだったかな」と資料を探されている間に課内を見回すと、事務仕事をワープロでこなしている課長さんが目に入る。今時パソコンじゃないの?(^^;。

要は営業許可をもらった人(責任者)は店1軒に1人で良いのだそうだ。あとの雇われ店員さんは資格を持つ必要はない。ただし、行商許可証というものがあり、それは責任者に代わって”店以外の場所で”買取の査定などをする場合に携帯する義務があるとのこと。その行商許可証は公安委員会が発行するものではなく、営業許可をもらった者の責任で発行できる。つまり、責任者が監督している限り、公安委員会の許可を取らなくて良いということだ。ただし、行商許可証は提示を求められた時にこれを提示しなければならない、と古物営業法第11条3項に規定がある。

「というわけですから、もしあなたのお父さんにもしもの事があったときは、資格を取らなければなりませんから、もう一度此処へ来て下さい。」わかりました。頷いた。

「それでは、行商許可証に関する詳しいことをゼロックスしてあげますから、ちょっと一緒に来て下さい。」随分親切だなぁ。1階の交通課まで移動。奥で関連部分をコピーしてくれた。

思ってたよりも常識的だったなぁ。

2002-02-14 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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