本の書き込み


建国記念の日。

そのことを意識しながら休んでいる人がどれだけいるだろう。祝日を三連休にする為に簡単に動かしてしまう国では、知っている方が奇特扱いされるだろうなぁ(^^;。

朝から本の整理を黙々と続けている。いつの間にか溜まってしまうものだ。
で、整理をしていて書き込み本が出てくると、ああまたか、とガッカリする。
ご丁寧に揃い物の本にも函にも全冊にキッチリ蔵印を押す人だった。几帳面な人なのか、第一巻の20ページまで黄色いマーカーでビッシリ線引きがしてあるのだが、その後は全く読みもしていない。最初の1冊しかも20ページで断念したらしい。他の6冊は新品同様で蔵印を押すときに開けただけ(^^;。几帳面だが読書家ではなかったようだ。読めもしない本を粗末に扱ってはイケマセンぜ。

図書館じゃあるまいし、自分の所有する本に蔵書印を押す理由がワタシにはどうしてもわからない。一体どういう意識で本に判子を押しているのだろう。
「人に貸したときわからなくなってしまうから」わからなくしてしまうような人に大事な本を貸してはいけません(^^;。
「自分の本に対する愛着を形にするため」蔵書票ならばキレイでなかなかの趣味と思いますけども(^^;。
「一生持っているつもりだから」アナタが死んだ後も本は残るんですよ(^^;。
「自分の金で買った本をどう扱おうと勝手でしょ」そりゃあそうなんですけど・・・(^^;。
「蔵書印押すななんて、どうせ古本屋の都合を言ってるだけだろ?」本は喋れませんからねぇ(^^;。

書き込みや蔵印のある本は古書市場では「事故品」として扱われる。その処理は買主の判断にゆだねられるが、取引から一週間以内ならば返品になったり値引きされたりする。運悪く返品になった品物は売主のところに戻り、出戻り品として粗雑な扱いをされても仕方がない。

本には口がないから「書き込まないで!」とも「判子押さないで!」とも言えません。読書家なら、愛書家なら、本のマイナスになるようなことは控えていただけませんか?

2002-02-11 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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