骨休め


朝起きたら9時を過ぎていた。

外は見事な曇り空。しかもこの冬一番の寒さときてる。これは外に出るなということだね。一日家で過ごすことにした。
息子は朝から昨日届いた学研の科学の付録作りで夢中だ。ワタシも子供の頃に学研を取ってもらっていたが、今はだいぶ仕掛けがチャチになっているようだ。いや、その頃からチャチだったのかもしれないけど、自分が子供だったからそう思わなかっただけか・・(^^;。

「子供心」を忘れない人を魅力的と語る女の子は多い。ただ、それも程度によるだろう。どんなときに出る「子供心」なら好もしいと感じられるのか。

ワタシにはもう子供がいる。子供がいるということは親だ。子供ではない。両親の子供ではあるけれども、どちらの立場を優先するべきか考えれば、自ずと答えは出る。ワタシは人の子の親なのだ。
子供と遊ぶ時だって親として遊ぶ。子供と同じ立場で遊ぶという立場はどうしても取れない。

朝から息子が「あそぼー」と言い、次々に遊ぶものを繰り出してくる。コマ回し、メンコ、カルタ、トランプ。みんな子供の得意なものばかり。「カルタなら私もできる」とばかり、娘も入ってきていっぱしに何枚も取る。真剣だ。取ればうれしそうに笑うし、兄貴が本気を出して全然取れなくなるとプっとむくれて「やめたっ!」と怒り出す。ワタシはもちろん本気を出さずに、息子が手抜きと不満にならない程度に取る。

子供にとって親は第一の目標だ。その存在に勝ちたいといつも思っている。だから「あそぼー」と持ってくるのは息子の得意なものばかり。実はワタシはベーゴマを回せない。息子は得意になって何度も回す。表情が踊る。
巷ではベイブレードが流行っているそうだが、どうやって回すのか見たら絶対に失敗しないような構造だった。子供から工夫する心を奪ってどうする(^^;。

世の中の流れは速く、子供たちもじきにその流れに飲み込まれていくだろう。ワタシが子供の頃にはなかったTVゲームが今は幅をきかしている。一見前よりも進んでいるようにも見えるが、果たしてそうか。TVゲームで遊ぶときに使うのはどの部分だ?体で遊んでいるのか?
なにより、ゲームの世界はあらかじめ決められた以上には発展しない閉じられた世界だ。つまり、どんなおもしろいものでも絶対に飽きてしまう。

何が本流か。それを子供に教えるのは親の仕事である。こういう時、「子供心」は役に立たない。

2002-02-10 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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