観梅


昨日の雨も上がり、快晴。

女房の「そういえばまだ梅を見に行ってないね」の一言で今日のお出かけ先は決まった。東横線で一本という気軽さが良い大倉山梅園である。
しかし、駅に降り立ちビックリ。すごい人出である。線路横の梅園へ通じる急坂は初詣のような行列だ。「こんな混んだことないよね」と女房。たしかにそうだ。子供を二人連れての人ごみはツライ。

で、人ごみを掻き分けてなんとか大倉山の頂上に達すると、そこには大倉山記念館がある。長野宇平治という建築家が昭和初年に立ち上げた堂々たる建築だが、建築史家の藤森照信氏に言わせれば、苦悩した長野の気持ちがそのまま形となって現れた摩訶不思議な形をした作品と言えるそうだ。

もちろんそこもすごい人出である。さらにその先にある梅林は言わずもがな、すごい人ごみだった。おまけに屋台がずらずらと出ているから、焼きそばやたこ焼きなどの人気があるものの前では人が歩くのも大変になっている。山の上で強い北風が寒々と吹き抜け、梅園に入る前から帰りたくなってしまった(^^;。

一箇所しかない梅園へ下りる階段にも人だかり。やっと降りてみると肝心の梅はまだ三分の咲きだった。ただし、観梅会ということで野点があったり琴が弾かれていたり、三味線が聞こえてきたり、モデル撮影会が行われていたりと、辺りは主役そっちのけのせわしなさ。もちろん昼時だったから皆たくさんの人が花見をしながらお弁当を広げている。梅を前にして長男が絵を描きたい、と言い出した。混んでいるからダメ、などとは親として言えないので、邪魔にならない狭い場所に陣取って書かせる。その間忙しなく動き回る長女の興味を保つため、ワタシのカメラで梅の写真を撮ったり、撮りっこしたりし暇をつぶす。

周りの人は手に手にカメラを持っていた。ただ皆さん一眼レフカメラばかりで、意外にも流行のデジカメを持っている人はほとんど見あたらない。あれだけ売れているデジカメはどんなときに皆さん使っているのかな。かく言うワタシもニコンF2にマクロ55mmF2.8を付け、スナップはビッグミニを使っていた(^^;。案外撮った後の処理が面倒だったりするから相当コアな人以外は買った金額分使いこなせないんじゃないか、とも思った。

大倉山駅そばの喫茶店でランチを食べる頃には14時。道理でおなかがすいたと思った。カレーセット800円。女房は長女と一緒に和風ハンバーグランチ900円。長男は山菜チャーハンのセットをペロリと平らげた。
食後、武蔵小杉へ移動し、ヨーカ堂で子供二人のフォーマル靴(今月あるワタシの弟の結婚式用)やサインペン(これはお絵かき用)などの文房具を買う。どこも出かけないから出費はたいしたことないと思いきや、使ってみると結構な金額だ。

ま、週に一度のことだからしょーがないか(^^;。

2001-02-25 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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