また休み


朝から曇り。憂鬱な日だ。

昨日倒れた女房は今朝には回復したが、大事をとって一日静養させることにした。それはつまり、あらぶる子供たちの相手はワタシがしなければならないということを意味する。これがまた大変なんだ・・・(^^;。

正月に見たTVで妙に印象に残っているのが村上龍のRYU’S BARというトーク番組の中でのひとコマだった。ゲストの坂本龍一氏が市場社会について語っていた。要はこうである。すべての価値観がおカネという概念で評価することが市場化であるが、戦後一貫して市場社会化が急なペースで進められ、大量生産大量消費の社会が出来上がったが、すでに需要は飽和状態近くなっている。それでもなお品物を売ろうとするにはどうしたらいいか。例えば一家4人に一台だったTVをさらに売りたければその一家を一人一人に分断してしまえばあと3台の需要が生まれる、と考えるのである。プライバシーという横文字が出現した。それは大部屋からカギ付き個室へというライフスタイルが大転換していくことを意味する。それと同じ考え方で、新築マンションを売りたければ都会で一人暮らしする楽しさをトレンディー系ドラマなどを制作して宣伝する。主人公の暮らしている夜景の綺麗な都会のマンション。使っているケータイ。憧れの人の真似をすることで自分にもかっこいいドラマのような生活がもたらされる。そんな錯覚をしてもおかしくないような作り方である。結果、集団から切り離されただけの「個人」が大量に発生してしまった。一見時代の流れのように感じていた家族崩壊とは、メーカーのマスメディアを十二分に活用した”売らんかな宣伝”の賜物だった、というわけ。・・・聞いていてなんだか恐ろしくなった。

夜になり雨は雪に変わった。

2001-01-07 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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