上野


今日は日曜日。昨日市場仕事をしたので今日は土曜日のような錯覚があったが、日曜日である。
朝は遅く起きて何処へ行こうかも決めていない。朝飯を食べながら家族にリクエストを取る。水族館という意見も出たが、上野動物園に行くことにした。ゴリラの森が完成したと聞いてからまだ一度も行っていなかったのだ。

快晴とはいかないが概ね晴れ。しかし、上野に到着する頃には雲が散っていた。日曜日の上野はすごく混んでいる。動物園に入る前に昼飯を食べようと思ったが、ベンチも空いていない。じゃあ入ってから食べようと、とりあえず入場。大人600円である。

入ってすぐにパンダ。今は一頭しかいないという。冬毛への抜け替わり時期なのか、毛が少なくて妙にやせて見えた。象は3頭。メスの2頭が大きな体を揺らせながらお客を喜ばせていた。

さて、今回初見のトラとゴリラの森である。いよいよ動物園も繁殖と言うことに力を入れ始め、檻に入れてただ見せていた従来型動物園からの脱却を図っている。以前とは比べ物にならないくらい広い敷地を用意し、観客は覗き穴から彼らの様子を覗くようにしたのである。水族館並の分厚い硝子越しにすぐ目の前まで来るゴリラの様子。なかなかの迫力である。「うちを覗くなよ」という視線をお客に投げかけ、彼らの方がむしろ堂々としていた。
その施設はどこかで見たことのあるような雰囲気。そうか、Dランドなのだ。お客が通る通路や、トイレなどはジャングル風に統一されており、ちょうどDランドの演出のようになっていた。結構なお金をかけて改装している。大勢のお客を呼んでいるのも理由なき事ではない。

そのあとは爬虫類館へ。こちらも新装された施設である。熱帯植物園よろしく温室になっており、そこにワニやカメ、ヘビなどが飼育されている。以前の施設よりもワニが活発に活動していたり、ニシキヘビが首をもたげてきたりで、子供たちも喜んでいた。残念ながら閉館時間が迫ってしまったため、ゆっくり見ることは出来なかったが。

外に出るともう夕闇。蛍の光が流れ出した。爬虫類館のすぐ横の池之端門から出て千代田線根津駅をめざした。閉園時間の5時まではあと10分という時間だった。

2000-11-19 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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