雨の月曜日


古本屋にとって雨は敵でしかない。本は濡れたら一巻の終わり。長いことジメジメした場所へ本を置いておけばカビが生えたり、蒸れたりしてしまい、商品としての価値はほとんど無くなる。無論、店売り商売の常で雨が降ればお客の足はぴたりと止まり、店の棚は全く動かない。水と本屋は昔から犬猿の仲である。

今日は雨。雨の日の市会は品物も少なくなるのが本来だったが、最近はそんなこと関係なくなった。雨にたたられた今日の中央市会だったけど、雨とは関係なく品物が会場を埋め尽くした。

うちも長いこと棚にあった本を選んで市場に出品した。なかなかはけていかない本は、本にとっても店にとっても為にならない。売れない、という見切りを何処でつけていくか、も大事な古本屋の知恵である。・・・といいながら、売った直後に問い合わせが入ったりするが・・・(^^;。

古書組合に入る理由の大部分を占める「交換会を利用できる」という特権。これを利用しないことはない。うちにない本を市場で買い、うちで売れない本を市場で売る。なんてありがたい事だろう。このシステムがある以上、売れない本を一人でかかえなくてもよいのだ。

本日、ホームページは7万ヒット達成。みなさん、ありがとうございます!

2000-10-23 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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