病院へ


喘息が治らない。先週の月曜日に病院へ行ってもらってきた薬は、欠かさず毎日飲んでいるのに、である。やはりあの時点滴を打っておけば良かったかと、ここ23日は夜眠れなくて後悔するようになった。病院へもう一度行っておこう、と決心したのが土曜日であり、月曜日まで待たなければ、とカレンダーを見れば、9日は赤く染まり”体育の日”とある。つくづく三連休を恨んだ。

やっと休みが明け、病院へ行ける日となったのだが、連休があったため金曜日の市場の清算、愛書会の原稿提出で古書会館まで朝のうち行く必要があった。発作を止める吸入薬をポケットにしのばせながら電車に乗る。終日禁煙のホームでタバコを吸っている人が居て、妙に腹が立った。

帰ってきたのが11時半過ぎ。それから15分かけて医者まで急ぐ。道中、車の排気ガスがこんなに臭いものだったか、とうんざりした。
到着したのが11:50。診察券を受付に出そうとしたら「午前は受付終了。午後は1時からです。」という看板が目に入った。ガーン!そうか、病院なんて行き慣れないから昼休みがあるなんて考えの外にあった。中でカルテの整理をしていた受付の人が気を利かせて「午後で一番にお呼びしますから、5分前くらいに来てくださいね。」と診察券を受けてくれた。

それから一度帰って、食事をして再び病院へ。約束どおり一番に呼ばれた。前回と違う先生だったが、喘息の症状が改善されない様子をしっかり診断してくれて、抗アレルギー剤まで処方してくれた。そのあと点滴。「処置室」というちょっと薄暗い部屋に通され、看護婦さんに点滴をしてもらった。以前に2回ほど点滴は経験しているが、やはり慣れるものではない。
「手を握ってください」というが早いか、肘にはゴムバンドが巻かれている。アルコール消毒のあと、太い点滴針がチクっと血管まで貫いた。小学生の頃注射が嫌いだったワタシとしては気持ちいいものではなく、点滴は太い注射を長時間打ち続けるようなものだから、寝っ転がりながらも安らかな気持ちにはならなかった。

終わったら呼び鈴を押してください、ということだったのでボタンを押すと、針を抜きに来てくれた。抜く時は入れるときよりも痛みを感じた。アルコールの染みた脱脂綿をテープで止めた後、「あと5分くらいは押えていて下さいね、お大事に」と、点滴治療は終わった。

2000-10-10 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

関連記事