一新会大市会その2


一新会大市会の今日が開札日である。一日で古書会館に一杯の品物(5千点あまり)を一気に開札するのである。神田中の古本屋さんの若手が動員され、つつがなく終了した。
なんと言っても3階を占拠した幅物の一口が大きかったように思う。例年はワタシは呼ばれないのだが、その一口があったためにお声がかかったようなものだ。普段明治古典会でよく扱う品物の種類だものね。

それはさておき、好もしい一口が出ており、うちも欲しいので、精一杯入札したのだが、結果は惨敗。どれもうちの札をあたま一つ超えられていた。この世界、一番高い札を書いた人にのみ品物が下賜され、2番を書いた人には銀メダルは出ないのである。もっとも、一番には金メダルは出ず、品物と一緒に請求書が回ってくるのだが・・・(^^;。それにしても高いなぁ・・・。あれじゃ買っても利益が薄くて面白くないよ。

よく、大市は売るためにある、という事を聞く。あれだけ大勢のご同業が集まってくる市で見落としというのはなかなかない。そのため、欲しい本は皆同じという法則から珍しい本だけいつもよりグンと高い相場がつくのだ。大市は出したほうが得、というのはこのあたりのことを言う。
それなら、とウチも出品したのだが、ビックリするような高値になることはなかった。ありふれているのかもしれない。でももっと高くなってもいいじゃないか、と思う。どうして大市というのは買うときには高くて、売る時にはこんなにも安いのだろう。

カメラの口も荒木の口もめでたく売れた。あの大荷物を持って帰らなくていいかわりに、かなり損をした・・・(^^;。

2000-09-21 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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